群馬大学病院の件とインフォームド・コンセントについて
群馬大学病院(群馬大学医学部)で肝臓手術を受けた患者さんが、相次いで亡くなった問題で、テレビのニュースなどでは、腹腔鏡手術の事が大きく取り上げられていますが普通の開腹手術でも、同意書などに不備があり「インフォームド・コンセント」について再認識されました。
この問題で、インフォームド・コンセントについて取り上げられましたので、調べてみました。
意味は「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」という意味だそうです。
主に医療で用いられる言葉で、患者さんが治療内容を知り理解した上で同意をするということです。もちろん、拒否することもインフォームド・コンセントとなります。
医師(治療を行う側)は、行う治療の名前・内容・期待している結果だけではなく、他の方法・後遺症などのリスク・成功率・費用などの事を正しく伝える事が重要であるとの事です。
そして、ここで大切なのが患者側も自分が納得するまで質問しなければいけないということです。
「よくわからないので先生に全部任せます」と署名だけするというのは、インフォームド・コンセントがされたとはならないとの事です。又、医師側が患者を説得して方針に納得させるような行為もダメとの事です。(今回の群大の問題は後者ですね)
お医者さんは、行う治療をしっかりと正しく説明しそれを聞いた患者さんの意見を尊重しなければならず、患者さんはその権利を主張することも大切ですが、わからないことなどがあったらお医者さん任せにしないでしっかりと患者側も質問・理解しなければいけないというのが大切です。
ちなみに私は、群馬県に住んでいるのですが群馬大学病院は行ったことがあるのですがドラマなどで出てくるような大きな病院で、群馬ではトップの病院です。
このような問題があって残念ですね、今後このようなことが起こらないようにしてもらいたいですね。